アメリカの財政赤字が39.2兆ドル(6,155兆円)となり、GDPの30兆ドルを上回った。累積赤字の伸び率はGDPより早くて大きく、年間財政収支は常に赤字なので、米国債は潜在的破綻債権と言われる。
当然のことながらドル価は下がるはずが、市場操作で上げている。
購買力平価(通貨の購買力ベース)では、1ドル90円前後。
ドルの真価が下がっていることから、徐々に市場金利は上がっており、10年物の国債利回りが4.5%まで上昇。
原油高でインフレが加速し、CPI(消費者物価指数)が2023年以来最高の3.8%となり、PPI(製造者指数)も6%という異常な上げになっているにも関わらず、トランプはFRBに利下げを要求しており、インフレを煽っている。
インフレは目に見えない税金であり、またインフレは貸主を不利にして借主を有利にする。
5年前1,000ドル貸した時に1,000ドルで金が1オンス買えたのに、今返してもらった元利合計1,300ドルでは0.36オンスしか買えない。
GDPの1.3倍も借りているトランプは、借金を減らすためにインフレを是正するどころか加速させているのである。
