【大特集】調整される2025年

⑤ユダヤ資本が必要としたトランプの魅力

今回の大統領選で、ネタニヤフは明確にトランプ支持を表明、非公式であるがバイデンを「アメリカのゴミ」だと酷評していた。

ウォール街は、バイデンのバブル・インフレ・消費依存型経済が限界に来ているのを見て、トランプの製造重視へのシフトを支持。主要シンクタンクのヘリテージ財団やユダヤ系シンクタンクもこぞってトランプを支持。国民は総じてインフレで苦しみ、あまりの貧富の差に憤りを感じ、トランプに期待。このように、今回の米大統領選挙でトランプは選ばれべくして選ばれたと言える。

資本の摂理は「増殖」と「効率」であるが、ユダヤ資本はトランプに「効率」を求める。

トランプの使命は「船頭多くして船山に登る」にならないように、アメリカの戦艦の艦長を今までの5人から1人にすること。

ヘリテージ財団が提案している、現行公務員約45,000人を解雇する案もその一環である。トランプは、民主主義に凝り固まった官僚をクビにして、親分(トランプ)に忠誠を誓い、不本意であっても間違いを侵せば指を切って差し出すような官僚で固めようとしている。

日本で民主党が政権を取った時、初代総理になった鳩山由紀夫は「霞が関改革」と「対米追従廃止」に着手したが、たちどころに政権の座を追われてしまった。

日本にトランプのような怪物政治家が現れ、猛威を振るわない限り、政治も経済も30年間死に体の日本を変えることはできない。

日本は、遥か彼方のアメリカでトランプが断行する行政改革を望遠鏡で見ながら羨ましがるしかない…