政府・日銀の介入は一過性だけど…
4月29日、円が158円から160円に向かった時、政府・日銀は円買い、ドル売り介入で151円まで上がりましたが、5月1日に円が再び158円に戻ったため、二回目の介入。再び152円まで上がりましたが、現在156円前半まで戻しています。
2022年9月の介入の時も同じで、介入後円高に進むものの、すぐ元の円安水準まで戻り、とうとう3度目も介入することになりましたが結果は同じく元通りに。
しかし、よく調べてみると、介入は短期的では元通りになっていましたが、四半期単位で見ると介入の効果がハッキリ現れていることが分かっています。
2022年10月の介入時の150円は、2023年1月には128円まで上昇。
現在、政府・日銀は2度目の介入を行いましたが、3度目の介入を誘導するため市場は円売りを続け、現在156円から160円に向かっています。
筋書き通りであれば、もう一度介入すると、その後は急速に円高に向かうことに…
そして、その動きを裏付ける動きが。
円もスイスフランも超低金利通貨で、常にキャリートレード(安い通貨を借りて高い通貨の資産に置き換える)の対象になってきているのですが、ここ最近は円とフランの間に異変が起きており、フランを売って円を買い戻す動きが出てきているのです。
FRBが利下げを決める前に、円を返済してくる可能性が高くなってきたことにより、今後のドル・円相場は2022年の介入後と同じパターンになるのでは…
円高への備えは必須か。
