円安から円高への移行時期

中国恒大集団のデフォルト問題が続いていますが、表面的には人民元建て債の利払いは実施するが、ドル建ては払わないという中国らしい動きになっています。人民銀行総裁が「中国の銀行は救済」「住宅購入者の救済」を明らかにしており、ドル建て債の利払いが23日に迫ってきていることがアメリカ市場でも不安視されていることから株価も上がりにくくなっています。

先ほども述べたように「ドル建て債の利払いに関してはできるだけのことはしたい」という発言=ドル建ては救済しない。人民元は救済する。こうなると、例え人民元建て債だけを救済してドル建てを救済しないとなるとデフォルトとなり、デフォルトになったとしても中国の銀行、住宅購入者など中国側に問題がなければ大丈夫といった中国の姿勢。
しかし、ドル建て債の利払いだけで300億円あり、元本を含めて全てチャラにするとなると、恒大集団に投資している米ブラックロックなどの投資会社が大損する形になります💥  中国には直接的な問題はなくても、NY市場や他の市場が混乱し、結局は中国市場にも跳ね返ってきて日本市場にも影響が出ることになりかねません…

ということは、人民銀行総裁としてこのような事態を避けるはず🚨  よって、ドル建て債を含め『債務不履行は無し』と見ています🚨

そして、今の円安ドル高の話しになりますが、ドル/円が114円と急激に円安ドル高が進んでいるのはなぜなのか?
アメリカがインフレ状態で10年物国債の利回りが上がっている=ドルの価値が上がっていることや、アメリカの決算シーズンで大手銀行の決算を見ても驚くほどの好業績であり、世界の経済を見てもアメリカの独り勝ち状態。その他の業種もマーケットの予想を上回るという見解が続いています。よって、アメリカの経済が強い=ドル高⤴️

また、経済の構造の違いで見ても、アメリカはインフレ型、日本はデフレ型。輸出入では、今問題になっているエネルギーに関して日本は輸入に頼っている。アメリカは自給自足。円の弱さが出ているということになります。

しかし、このような後付けファンダはどうでもよくて、大事なのは『東京市場を牛耳っているのは海外勢の仕手』だということ🔥
2018年に114円をつけていますが、今回はたった2、3週間で5円以上のドル高になっており、この2、3週間の仕手の動きを見ると、10年以上振りに物凄い勢いで円売り・ドル買いを実行していることが分かっています🔥 これが円安ドル高の直接的原因☝️

何度もお伝えしているように、仕手は日本株(現物)を買っています。円資産を買うにはドルが高くて円が安い方がたくさん買えます☝️ FRBは11月のFOMCで緩和縮小を決めて12月から実行することから、今はドルを高くして、高くなったドルで安い円資産(株式など)を買っているのです☝️  NY市場で満杯になっているドルで、枯渇している東京市場の現物株を安く買うためにドル高に操作しているという現状

では、いつになったら円高になるのか?
12月からFRBの月間緩和資金13兆円が半減すればNY株価が暴落する恐れがあるため、暴落しないように緩和縮小分を補填する必要があります。←このタイミングで『円がドルを買う』に交代🚨
アメリカで緩和縮小が始まる12月までは円安、緩和縮小が始まると縮小分を日本から補充する。そのために、今までETFを毎年4兆円購入していた日銀が、今年は5000億円足らずの購入に終わっているのです☝️ 日銀が貯めたお金でアメリカに補充してあげるという流れ…

隠れて緩和縮小を実行して資金を貯め込んできた日銀は、FRBに先駆けて緩和縮小を続けてきたことを世間に明らかにすることで一気に円高に誘導。高くなった円で安くなったドルを購入し、FRBの緩和縮小で減った資金を補填するというシナリオを描いています🖼️

インフレで食料品やガソリンの値上げで生活が苦しくなっているにも関わらず、消費が伸びていることでアメリカの株価は上がっています。消費が伸びるのはコロナ規制していたことによるリベンジ消費。しかし、これも金融緩和が終わるまで…引き締めになると逆転します。

では、緩和縮小後はどこの国の指標が良くなるのか?日本しかない🗻

マーケットというのは本店のFRBとFRB日本支社の日銀とのやり取りが市場動向の基本だということを忘れてはいけません⚠️⚠️⚠️
データや報道などの情報は後付けでしかない。