金融緩和による景気回復??

日銀がお金を大量に刷っているのに『お金の価値』が下がらないのはなぜ?なぜ自分たちの生活は良くならないのか?なぜ自分たちの手元にお金が来ないのか?

いくらお金を刷っても私たちが使えるお金を刷っているわけではないということと、需要(消費)と供給(モノ)のバランスが重要だということ☝️ モノ(供給)が多すぎるとモノの値段が下がり、お金の価値は上がる(デフレ)。逆に、モノ不足になるとモノの値段が上がり、お金の価値が下がります(インフレ)。

お金をいくら刷っても、そのお金を日銀の倉庫に供給しているのか?実体経済に供給しているのか?によってお金の価値や景気が変わるのです。マネタリーベース=日銀当座預金(イメージとしては倉庫に眠っているお金)はかなり増えていますが、マネーストック=私たちが使えるお金(預金など)は微増。マネーストックが増えれば、使えるお金が増えて消費が期待できます。需要(消費)が増えればお金の価値が下がりインフレになるため、マネーストックを増やし、消費を増やし、ほどよいインフレに進めることが私たちの生活を良くする一つの方法だということが分かります。

しかし、実際に進めている量的緩和は、金融機関から日銀が国債を大量に買い入れている=銀行が国債をたくさん持っている=銀行が政府に日銀当座預金からお金を貸している。要は、日銀当座預金が増えてもマネーストックが増えるわけではなく、いくら量的緩和を進めても景気が良くなるわけではないということです⚠️ 政府の考えとしては、マネタリーベースを増やすと金融機関が企業にお金を貸すだろう、間接的にマネーストックが増えるだろうということから金融政策として行っており、金利も下げています。ただ、そもそもお金を借りるのは企業であり、日銀当座預金を増やしても景気が悪いため、借り手がいないのが現状。よって、いくらお金を刷っても私たちの生活に流れて来ないのは、マネーストックが増えないからなのです。

マネーストックを増やす方法は、国債発行や企業の設備投資などによる銀行からの融資を増やすこと☝️

このように、マネーストックが増えていないため、日銀がお金を大量に刷ったり資金供給を大量に行っても、お金の価値が下がることはないことが分かります☝️  お金の価値は需要と供給のバランスであり、その需要はマネーストックで決まる💡  ただ、マネーストックが増えても貯金ばかりでは消費が増えず、景気が良くならないという問題もあります。

【まとめ】
景気やお金の価値変動に左右されるのはマネーストックであり、マネタリーベースが増えても、私たちには関係のないお金が積み上がっているだけで何も変わらないということ