アメリカ消費者物価指数は昨年と比べると5%上昇。ここまで上がるとテーパリングが始まるのでは?と予想し、株価が下がる…かと思いきや、ダウ平均は一時340ドル程上げ、ナスダックは14,000ドルを突破し、S&P500も最高値更新。普通に考えるとおかしい話しであり、インフレが加速するとFRBは金融緩和縮小を進めることが常識であり、それを懸念して株価が下がることが通常だったのですが、株価は跳ね上がりました。
これは、インフレの1つの目安でもある米長期国債の利回りがほとんど上がらなかった点がポイントだと考えられます。2ヶ月前のインフレ時に長期金利は1.7%まで上昇し、株価下落。FRBパウエル議長が「一時的なモノだ」と発言して火消しを進めましたが、そこからインフレが進んでいることが今回の数字で出てきましたが、パウエル議長はどのように対応するのか?
昨日の長期金利は1.49%で、今回のインフレニュースでは少し上がっただけ。昨日のダウ平均は、34,447ドルから34,725ドルまで一気に上がり、その後34465ドルまで一気に下がり、34,604ドルまでまた上がったと思ったら34,466ドルの元の位置に戻りました。終値はわずかですが19ドルのプラス。インフレが前年比5%に上がったにも関わらず、プラスで終わっていることがポイントです💡
なぜプラスに?前年比インフレ率5%上昇の中で、そのうちの3割が中古車の値上がりが占めていることが分かっており、長期金利が上昇していないことも含めて株価が上昇したのではないか。ただ、食品・エネルギーを除いたコアな部分で見れば3.8%の上昇であり、物価上昇率2%を目標にして緩和を進めてきた中で、コアな部分が3.8%は相当な上昇インパクトがある…となって株価が元に戻ったのでは?また、材料高や人件費高騰も失業給付金上乗せ廃止により緩和するのでは?という考え方も含めた本日の株価動向だったかと思います。
明日、今回のインフレに対してパウエルFRB議長の会見があるようなので、注目してみましょう🎤→すでにアメリカ経済は正常に戻りつつあります。経済が正常に戻れば市場操作も必要無く、金融緩和が必要無くなりテーパリングを進める。金利もゼロ金利に拘る必要がないことなどを示唆する発言があるかどうかによって市場は大きく影響を受けます。アメリカ市場はすでにピークであり、日本に資金が流れるタイミングの兼ね合いによって発言も変わってくるのではないでしょうか🚨
日本に一極集中するかしないか、一極集中しなければ日本はバブル化しません。これを踏まえて今のインフレに対してどう発言するのか?本当のことを話すか、マーケットを保護するためにリップサービスをするのか?明日の発言を聞いた上で9月までの動きを考えていきましょう☝️
