パウエルFRB議長は「インフレは一時的なもの」と発言していますが、インフレ懸念が広がっていますね。米10年物国債の金利が昨年1月頃は0.5%だったのが、現在1.7%近くまで上がっています。これに対してパウエル議長は「インフレ騒ぎで株価は下がるが、一時的なものでありFRBで調整できる」と発言し、『国債を買えば利回りは下がる』ことを表しています。しかし、週明けから3日間はアメリカ市場も日本市場も株価が暴落しており、4月の消費者物価上昇率が4.2%と予想よりも1%以上高かったことにより、インフレ恐怖が高まったと見ています。週後半は株価回復に向かいました。
コロナによるサプライチェーンの停止により物が出回らない、しかし生活様式は変わっても消費はそこまで変化しないため、需要に対して供給が追い付かない状態。それにより、鉄鋼、アルミニウム、農作物、金や銀なども上昇🔥
では、インフレはコロナによって起こった一時的なものなのか?構造的なものなのか?→本来は、供給過剰というのが日本やアメリカ、世界経済の共通であり、需要が足らず供給が多いためにデフレになっていくという構造でした。そして、これを是正するために金融緩和でお金を増刷し、お金の価値を下げて物価を上昇させるギミック政策を先進国及び世界中で行っています。 この行為は、中央銀行による異常な操作であり、緩和を止めるとデフレになってしまいます。
よって、本来の世界経済の構造、市場操作のない自然な市場ではデフレになるため、今のインフレ恐怖は一時的なものでありコロナによるものだと言え、金融緩和をすることで人為的にインフレを煽っているということになります。緩和を引き締めればデフレになり、GDPも減少するため、仕方なく異常な金融緩和・ゼロ金利政策を進めているのです。現状は過剰インフレになっていますが、本来の世界経済はデフレに向かうのが自然な姿だということを頭に入れておきましょう💡
